内視鏡技術トレーニングセンター
利用に需要
県が策定する地域医療再生計画に盛り込まれている、伊那中央病院への内視鏡技術トレーニングセンターの開設について、伊那市に開設された場合に利用したいと考えている医師が、アンケートの結果76%いることが分かった。
これは、伊那市の呼びかけで施設開設の可能性を検討してきた勉強会が、4日に開いた報告会の中で示した。
アンケートは、全国の大学病院を中心に500の診療科で千人の医師を対象に行われ、213人の回答があった。
「伊那市に開設されたら利用したいか」との質問には、「大いに利用したい」「内容により利用したい」が合わせて76%で、施設の需要があることが分かったという。
勉強会座長の白鳥孝副市長は、「この地にセンターを造ることは望ましい」とする検討結果を小坂樫男市長に報告した。
小坂市長は、「運営費や組織、利用など課題はあるが、この事業がなんとか日の目を見るようにお願いしたい」と話した。
建設に関する検討など今後については未定という。