上伊那管内の高卒者求人厳しく
就職内定率48.6%
上伊那地域の来春高校新卒者の今年9月末現在の就職内定率は48.6%で、前年を23%下回る厳しい状況となっている。
ハローワーク伊那が来春卒業予定の高校生の求人・求職状況をまとめた。
求人数は207人で、前年の同じ月の548人に比べ62.2%低下。求職者数は292人で20.2%の低下。求人倍率は0.71倍で、0.79ポイント下回っている。
就職内定者数は142人で、前年の同じ月の262人に比べ45.8%の減。就職内定率は48.6%と23%のマイナスとなっている。
県全体でみると13.7%の減で、上伊那が大きく落ち込んでいる。
ハローワーク伊那では、製造業の求人数が前年に比べて60%近く落ち込んでいるのがその要因とみている。