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伊那県営球場改修を県知事に要望

 伊那市の野球やソフトボールなどのスポーツ団体は、伊那県営野球場の改修を求める要望書と1万1千人分の署名を9日、村井仁長野県知事に手渡した。
 伊那市体育協会の北原明副会長が県庁を訪れ、村井知事に要望書と署名を手渡した。
 県の整備計画では、伊那県営球場の耐震工事は、平成24年度から平成27年度までに実施するとされ、具体的な時期は記されていない。
 球場を利用する野球やソフトボールなどの利用団体では、快適で安全な球場となるよう、耐震工事の平成24年度実施と、それに併せ内野スタンド改築など5つの改修を行うよう求めている。
 伊那県営球場は昭和42年に建設された。
 諏訪市や松本市などにグレードの高い球場が設置され、夜間照明設備が無いこことや、両翼が短いことなどから、高校野球の公式戦の試合数が減少している。
 今シーズン公式戦2試合を開催した信濃グランセローズからも、ファールボールが外に出ないよう防護ネットを設置することなど、安全面に関する改修の要望が出されている。
 同行した関係者によると、村井知事は「努力はしたいが、県も財政状況が厳しい。即答はできない」と話していたという。

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