伊那市予算編成会議
「事業の選択と集中を」
伊那市の部課長以上の職員を対象とした新年度予算編成会議が9日開かれ、小坂樫男市長は「事業の選択と集中を行うよう」指示した。
小坂市長は「8月に発足した鳩山政権の行う予算編成や事業の見直し、また、先行き不透明な経済状況の中、歳入の確保、歳出削減に取り組み、事業の選択と集中を徹底し、重点的かつ効率的な予算配分を進めてほしい」と指示した。
平成22年度の当初予算は、来年4月に市長選挙が予定されていることから、義務的な経費や小中学校の耐震化事業など継続事業を中心とした骨格予算の編成となる。
歳入については、景気後退による市税の減収や地方交付税の削減により、一般財源は本年度の217億円から3パーセント減額の210億円となることが見込まれる。
市では、11月下旬までに各部局のからの見積もり提出を受け、査定・折衝を行い2月上旬までに予算案を内示することにしている。