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伊那北駅前にタカトオコヒガンザクラを植樹

伊那北駅前にタカトオコヒガンザクラを植樹

 日本一の桜の里づくりを目指す伊那市は10日、伊那北駅前の広場にタカトオコヒガンサクラの苗木を1本植えた。
 10日は、小坂樫男市長をはじめ、駅前広場の活性化活動に取り組んでいる伊那小学校6年夏組の児童など42人が参加し駅前広場に植樹した。
 これは、観桜期に東京からのさくら祭り号が発着する玄関口伊那北駅前に桜を植え、訪れた人たちに喜んでもらおうと植樹したもので、タカトウコヒガンサクラを市街地に植えるのは初めて。
 植えたのは高さ3.5メートルあるタカトウコヒガンザクラ。
 伊那市が進める日本一の桜の里づくり事業に役立ててもらおうと先月、市に寄付した上伊那林産協同組合の寄付金の一部が使われた。
 式の中で小坂市長は、「伊那市の北の玄関口となる伊那北駅。市のシンボルであるタカトオコヒガンザクラで、来年は多くの人たちを出迎える事ができる」と話していた。
 桜守によりますと駅前広場は日当たりが良く桜の成長も早いということで、来年の春には花を咲かせ、訪れた人たちを楽しませてくれるという。
 植えられた桜は、地元の山寺区が管理していくという。

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