美篶国民学校卒業生が資料館見学
当時を懐かしむ
戦時中の美篶国民学校、現在の美篶小学校の卒業生が7日、美篶小資料館を見学した。
7日美篶小資料館を訪れたのは、昭和20年に美篶国民学校を卒業した24人。
卒業生らは今年77歳を迎え、喜寿の記念に同級会を企画。公民館や保育園が新しくなり美篶の風景もだいぶ変わったということで、地元で当時を振り返ろうと資料館を訪れた。
卒業生らは美篶公民館の赤羽仁公民館長の案内で資料館の中を見学した。
在学時はまだ戦時中で、当時のものはあまり残っていないということだが、子どもの頃使った農機具などを見つけると触りながら当時を振り返っていた。
幹事を務めた美篶在住の森田喜幸さんは「みんな資料を見て、その場から動かなくなるくらい懐かしそうだった。資料館を訪れることができて良かった」と話していた。