放送・視聴覚教育研究大会
放送・視聴覚教育を考える関東甲信越研究大会の長野大会が13日、伊那市で開かれた。
伊那市内の保育園から高校までを会場に、県内外の学校や保育園関係者が、視聴覚教育について研究し合った。
保育園・幼稚園部門では市内2つの園で公開保育が行われた。このうち竜西保育園では、年長組の「収穫祭クイズ」の様子が公開された。
クイズでは紙芝居や写真などの視聴覚教材が使われた。
子どもたちは、これまで取り組んだ畑作業などのクイズに答え、写真を見ながら活動を振り返っていた。
その後、市役所で研究協議会が開かれ、竜西保育園副園長の唐澤はる代さんが、視聴覚教材のあり方について発表した。
視聴覚教材は、活動の手順を学んだり、興味を高めるための手立てとして有効になることが多いという。
唐澤さんは、「子どもの意欲を高めるため、視聴覚教材を積極的に取り入れ、豊かな保育を行っていきたい」と話していた。