第3回伊那市入札等検討委員会
公共工事などの入札や契約について検討する第3回伊那市入札等検討委員会が17日、市役所で開かれた。
今年行われた入札の中から、落札率が高かったものや金額が大きかった入札などに問題や改善点がなかったか見ながら、今後の課題を検討した。
現在伊那市では、工事の監督を委託する場合、設計業務を委託した業者にその後の監督も委託する随意契約を行っている。
これについて委員からは、「設計業者を決める入札の時、監督まで含めた見積もりで入札を行えば、随意契約よりも競争の原理が働くのでは」といった意見が出された。
これに対し市は、「監督業務の見積もり金額を算出するには、設計の金額が確定していないと難しいので、設計の入札段階で、一緒にするのは難しい」としながらも、今後、検討を進めたい竏窒ニした。
今年6月1日から9月30日までの間に伊那市が行った一般競争入札の落札率は、建設工事で90・4%、コンサルタント業務で82%となっている。
次回は3月に開く予定。