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トンボの楽園整備

トンボの楽園整備

 新山山野草等保護育成会は23日、伊那市富県にあるトンボの楽園一帯の整備を行った。
 保護育成会のメンバーや新山小学校の児童ら50人が参加し作業に汗を流した。
 整備を行った一帯は、湿地帯になっていて、ハッチョウトンボなど貴重なトンボが数多く生息している。
 ハッチョウトンボは、30センチほどの背丈の短い植物のある場所を好むといわれ、会では年2回、草刈作業を行っている。
 また、新山小6年生による記念植樹も行われ、カブト虫など昆虫が集まるように桜やクヌギ、ミズナラといった広葉樹45本が植えられた。
 保護育成会の中山智会長は、「草刈はハッチョウトンボが生息する環境づくりに必要な作業。この地の環境を守り、次の世代につなげ、市民が憩える場所にしていきたい」と話していた。

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