「アセス実施同意11月厳しい」
小坂市長考え示す
伊那市の小坂樫男市長は、16日開かれた記者会見で、新ごみ中間処理施設の建設候補地となっている地元区から11月中に環境影響評価アセスメント実施の同意を得ることは厳しい竏窒ニの認識を示した。
市は建設候補地となっている、伊那市富県天伯水源付近の桜井区と北新区に対し、11月中を目途にアセス実施に対する同意を得たいとしていた。
しかし両区とも、協議は進められているものの、住民の合意までには至らないとして、11月中の同意を得ることは厳しいとの認識を示した。
またアセス実施の同意については12月中に得たいとしている。
また小坂市長は記者会見で建設候補地の隣接区となっている上山田から早期にアセスを実施するよう申し入れがあったことを明らかにした。
小坂市長は「隣接区ということでアセス実施の同意は求めていないが、申し入れがあったことについては非常にありがたい」と話している。
また来春予定されている市長選挙の去就については明言を避けた。