宮田中3年生が福祉ボランティア体験
宮田村の宮田中学校3年生は21、22日、福祉ボランティア体験を行っている。役場業務や村内外の各施設に分かれ、高齢者や障害者、園児たちと交流。仕事を学びながら、社会の一員としての自分を再発見した。<br> 村社会福祉協議会のデイサービスセンターには、5人の生徒が実習。高齢者と朝から夕方まで過ごした。<br> 一緒にテレビを見たり、おしゃべりをしたり。工作を楽しむ場面もあった。<br> 風呂に入ったお年寄りの髪の毛を乾かす手伝いも。ドライヤーやくしを使って丁寧にとかすと「気持ちいいねぇ」と、おじいちゃん、おばあちゃんは満面の笑みを浮かべた。<br> 平沢翔太君(15)は「車イスのお年寄りとか、姿勢を低くして同じ視線で接することが大切だと感じた」と話していた。<br> 役場で実習した生徒は、歩道の街路樹整備や草刈りなどを体験。地域を支える裏方の仕事の大切さも実感していた。