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伊那リで1年ぶり雪まき作業

伊那リで1年ぶり雪まき作業

 1年間の休止を経て、今年から営業を再開する伊那市の伊那スキーリゾートで7日未明から、スノーマシンを使った雪まき作業が始まった。
 冷え込みが厳しくなった7日午前3時、スノーマシンを使った作業が始まった。
 作業は天候に左右されるため、風が無く、気温がマイナス2℃以下などの条件が揃った時にしかできない。
 自然の雪と違い、スノーマシンから噴き出される霧状の細かい水が、空気中のちりと一緒になって凍るため、溶けにくい雪ができるという。
 伊那スキーリゾートは駒ケ根市のヤマウラから、新たに白馬村のクロスプロジェクトグループに営業が引き継がれ、1年ぶりに再開する。
 運営にはスキー場の再生をサポートしていこうと地域住民で作るグループも関わっていて、今回の作業はグループのメンバーが行った。
 グループの代表でNAORAI社長の加藤裕さんは「まだ温かく雪はすぐに積もらないが、少しでも白くなったゲレンデを見て1年ぶりのオープンを実感してもらいたい」と話していた。
 伊那スキーリゾートは12日オープンの予定で、小学生以下はリフト料金が無料になるほか、子どもや初心者の人でも楽しめるスノーランドなどを新たに設置する予定。

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