版画で年賀状作り
版画を学びながら年賀状作りを楽しむ教室が6日、箕輪町郷土博物館で開かれた。
教室は手作りの年賀状の良さを見直そうと、町郷土博物館が開いたもので、住民14人が参加した。
講師を務めたのは箕輪町木下の木彫家、中澤達彦さん。
中澤さんは、「版画はうまく作る必要はない。手づくりの温かみやオリジナルのおもしろさを出せば良い」とアドバイスしていた。
参加者は、下書きをしてから彫刻刀で来年の干支の寅や、花などを彫り版画を完成させていた。
ある参加者は「毎年パソコンを使って年賀状を作っていますが、今年はいつもと違うものをと思い教室に参加しました。手間はかかりますが、受け取った人に楽しんでもらえるような年賀状にしたいと思います」と話していた。