「セーフコミュニティ」認証取得へ
箕輪町が推進協議会発足の考え
箕輪町の平澤豊満町長は7日、WHO・世界保健機構が定める「セーフコミュニティ」認証取得に向け、本年度中に推進協議会を発足させたいとの考えを示した。
同日開かれた町議会12月定例会で、議員の質問に対し平澤町長が答えた。
セーフコミュニティは、「事故や自殺、犯罪などによる怪我を偶然ではなく、予防できる」という理念のもと、行政や警察、地域などが連携・協力し、安心・安全なまちづくりを進める取り組み。
WHOは、一定の基準を満たした自治体に対し認証していて、国内では京都府の亀岡市と青森県の十和田市の2つの自治体が取得している。
町では、安全向上や町民の信頼と絆の強化、町のイメージアップなどメリットから認証取得を目指す。
本年度中にボランティア団体に呼びかけ、500人規模の推進協議会を発足させるという。