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ミツロウで来年の干支作り始まる

ミツロウで来年の干支作り始まる

 蜜ロウで作る来年の干支の置物作り作業が、伊那市御園の小松養蜂園で始まった。
 作られているのは来年の干支「寅」の置物。
 毎年この作業を手伝っている障害者社会就労センター「ゆめわーく」のメンバーが8日、応援に駆け付けた。
 蜜ロウとは、ミツバチの巣から採れるロウのことで、
小松養蜂園では毎年この時期に、翌年の干支の置物作りをしていて、今年で15年目になる。
 小松養蜂園で使う蜂の巣箱を、ゆめわーくの利用者が作っていることが縁で、作業を手伝うようになった。
 色を付け、溶かしたロウを型に流し込み、2時間ほどかけて固める。ロウが固まった後、型を外して完成する。
 来年は寅年ということで、招き猫に似せた「招き寅」も作成した。
 例年置物は市役所などで販売してきたが、今年は日ごろの感謝の気持ちを込め、市役所の各課に無料で配布する。
 一般で購入希望者がいれば、500円程度で販売する。
 詳しくは「ゆめわーく」へ。

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