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宮田村でマスの燻製づくり始まる

宮田村でマスの燻製づくり始まる

 宮田村特産のニジマスの燻製(くんせい)づくりが5日から、新田区の工房「スモークウッドくるみ」で始まった。年末までに数千匹のマスを燻製にして、村内外で販売する。
 村内で農業を営む平沢秋人さん、明子さん夫妻が個人で工房を経営。稲刈りやワインにする山ぶどうの収獲を終えて、毎年この時期から燻製づくりを始める。
 数種類のハーブやワインに漬け、小骨を取り除く下ごしらえで2日間。樽を再利用したスモーカーで約8時間から10時間いぶし、4日間かけてひとつの工程がようやく終了する。
 1回に100匹ほどしか燻製できないため、年末まで根気のいる作業の連続となる。
 15、16日には県内各地の物産を集めて長野市のビッグハットで開く「ふるさと自慢大集合」に出品。現在はその準備に追われて大忙しだ。
 「みんな毎年楽しみにしてくれている。山ぶどうワインもそうだけど、食べて喜んでもらって宮田を知ってもらえたら最高」と同夫妻。
 今年も会場に自ら足を運び、来てくれる人たちをもてなそうと考えている。
 燻製は山ぶどうワインに良く合うチーズもあり、同工房などで入手可能。問い合わせは090・9359・7757まで。

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