伊那商工会議所企画「専門店めぐり」
伊那市内にある専門店をタクシーで巡り、専門店ならではの魅力を知ってもらうイベントが10日、初めて行われた。一般から9人が参加し、ジャンボタクシーに乗って専門店を回った。
これは、伊那商工会議所が商店街の活性化を目的に今回初めて企画した。
4つの店をめぐるコースで、一店目は、伊那市山寺の「キタノヤ電器」を訪れた。
参加者は、地上デジタル放送に対応するために、「プラズマテレビと液晶テレビはどちらを購入すればよいか」など、日ごろ疑問に思っている点を質問していた。
キタノヤ電器の北原國人社長は、「専門店では、エコポイントの申請など、きめの細かいサービスやアフターサービスが充実しています」と話し、専門店の利用を参加者に呼びかけていた。
2店目は、上牧の菓匠しみずを訪れ、清水紀光社長の話を聞いた。
清水社長は「従業員には、作っている仕草や表情にも気をつけるように言っている。明るく生き生きと働いている姿が、ケーキをより美味しくさせる」など、心がけていることを説明した。
参加者にはケーキが配られ、実際に味を楽しんだ。
この専門店めぐりは、15日にも予定されていて、花屋や布団専門店などを巡ることになっている。