スポーツメディカルセミナー
野球をしている子どもたちの体のケアに関する講習会「スポーツメディカルセミナー」が12日、伊那市のいなっせで開かれた。
セミナーは体の仕組みや、ケアの方法を知ることで、野球によるスポーツ障害をなくそうと伊那市総合型スポーツクラブが開いた。
セミナーには、スポーツ少年団や野球チームの監督ら約70人が出席した。
講師を務めた、おおにし整骨院の大西誠院長は、「肩や肘に痛みがあるときは、投げる側の肩が上がっているなど体の左右のバランスが崩れているので、指導者や親が普段から体の状態をチェックし、異常を早くみつけてもらいたい」と呼びかけていた。
また痛みの予防について、「筋肉の炎症を抑えるアイシングや正しいストレッチの方法を覚えしっかりと実践することが大切だ」と話していた。
セミナーに参加した人たちは今後の指導に役立てようと、講師の話に熱心に耳を傾けていた。