木下山車飾り制作追い込み
来年1月9日、10日に行われる箕輪町南宮神社の初祭りに飾られる山車飾りの制作が、追い込みに入っている。
南宮神社境内にある祭典準備室には、初祭り用に制作されてきた人形がずらりと並んでいる。
来年披露されるのは、JR木下駅前に加藤清正と虎、境内東舞台に決戦川中島、社務所前には平家の滅亡、北舞台には今回特別参加する中部小学校5年3組のおむすびころりん、そして子どもの山車飾りグループ「スマイル山車クラブ」のさるかにがっせんなど6つの舞台で、干支にちなんで虎の縁起物も登場する。
箕輪南宮神社の山車飾りは、明治の初め頃から始まり、一時は、各商店が自分の店先などに飾るなど規模も大きくなったが、戦後衰退。
昭和54年、山車飾り復活を願い保存会が結成され、昭和63年に町の無形文化財に指定された。
南宮神社の初祭りは、来年1月9日、10日で、舞台の飾りつけは6日に完了する予定。