「金のなる木」満開
伊那市の野笹さん宅
伊那市西春近の野笹吉男さん宅では、「金のなる木」が満開を迎えている。
野笹さんの玄関を開けると、迎えてくれるのは、高さ約1・5メートル、幅1・7メートルある「金のなる木」。
例年に比べ半月ほど早い11月上旬から花が咲き始め、現在は白い花をびっしりと咲かせている。
野笹さんは、「金のなる木」を25年間育てていて、4月から10月までは家の外に置き、冬場は屋内に移動させるという。
栽培で苦労するのは、大きくなった木を年2回移動させることで、手伝いも呼び大人3人がかりの作業になるという。
野笹さんと妻のよの子さん夫婦は今年金婚式を迎えていて、「そのうち半分は、この木と一緒だった」と振り返り、思い出話にも花を咲かせていた。