伊那北英語クラブが全国優勝
伊那北高校の英語部は、先週末に埼玉県で開かれた全国高校生英語ディベート大会で優勝し、世界大会への出場を決めた。
全国高校英語ディベート大会で優勝したのは、英語部の植木美渚さん、ディッテ・マリア・ミケルセンさん、中村万里菜さん、御子柴のはらさんの4人のチーム。
大会は19日と20日に埼玉県川越市で開かれ、全国から64チームが出場した。
大会では、4人1チームで与えられたテーマについて肯定側と否定側に分かれて英語で議論する。
テーマは「日本国政府は派遣労働を禁止すべきである。是か非か」。
伊那北高校は予選4試合、決勝2試合で、東京の創価高校や兵庫県の灘高校など強豪校に勝利し、見事優勝を果たした。
また全国大会に出場した約250人の中で、最優秀賞にあたるグランドディベーターに留学生のマリアさんが、優秀賞にあたるベストディベーターに植木さんが選ばれた。
高校生英語ディベート世界大会は、来年2月に中東のカタールで開かれる。
論題は「ソマリアの軍事介入を支持すべし」「全ての国は核兵器保有権を有すべし」など4つで、全ての論題について、肯定、否定の意見を準備していくという。