伊那中央病院初の黒字に
伊那市の伊那中央病院は本年度、平成15年の開院以来、初の黒字を見込んでいる。
これは、24日開かれた伊那中央行政組合議会で、組合長の小坂樫男伊那市長が示した。
伊那中央病院は、国の公立病院改革ガイドラインに沿って、今年3月に経営改革プランを作成した。
プランでは、平成22年度までの黒字化を目指していたが、1年前倒しで本年度黒字化を達成する見込みだ。
小坂組合長によると、昨年度は、1億9700万円の赤字だったが、診療材料費や医薬品の購入削減などの対策が効果を挙げ、今年4月からこれまでの間に2億9千万円の経営改善を図ることが出来たという。