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上伊那の来春高卒者の内定率 84.4%

前年同期比 6.6%のマイナス

 上伊那の来春高校新卒者の、11月末現在の求人・求職の状況が25日発表された。
 就職内定率は、84.4%で、前の年の同じ時期に比べ、6.6%のマイナスとなっている。
 これは、ハローワーク伊那がまとめたもので、11月末現在、求人数は238人で、前の年の同じ時期の574人に比べ58.5%の減、また、求職者は256人で前の年が375人だったのに対し31.7%少なくなっている。
 就職内定率は、長野県全体の内定率73.4%を上回る84.4%で、前の年の90.9%と比べて6.6%のマイナスとなっている。
 ハローワーク伊那によると、伊那職業安定協会や高校など各機関と連携しながら、求人開拓をしてきた成果があり、ここにきて就職内定率が例年並みに持ち直してきたという。
 また、今年の厳しい就職状況をみて、高校生が就職から進学に切り替えたことも、持ち直してきた要因とみている。
 ハローワーク伊那では、「ここからの活動が重要になる。来年1月に開く、高校生就職面接会を始め、危機感を持って、高校と協力しながら100%の就職内定率を目指したい」と話していた。

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