山岳写真家 津野祐次さん伊那市に寄付
ギャラリーの入館料全額
伊那市長谷を拠点に活動している山岳写真家の津野祐次さんと、津野さんのフォトギャラリーを運営する(株)ヤマウラは、24日、今年1年間の入館料の全額、8万円を伊那市に寄付した。
24日は、津野さんと、ヤマウラの増澤信夫(のぶお)伊那支店長が伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計支所長に寄付金8万円を手渡した。
伊那市長谷非持にある長谷アルプスフォトギャラリーは、1992年の開館以来、入館料の全額を毎年寄付している。
ギャラリーには津野さんの写真が展示されていて、入館料は一人100円、今年は800人が入館した。
入館者は年々増えているという。
津野さんは、「ギャラリーは、唯一お客さんと接する場。気持ちを入れ変え、来年も多くの方に訪れてもらいたい」と話していた。
伊那市では、寄付金を、長谷地域などの観光振興に活用するという。