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企業で仕事始め

企業で仕事始め

 年末年始休みも終わり上伊那の多くの民間企業で5日から、仕事始めとなった。
 このうち、電子部品の製造販売を行っている伊那市のルビコンは、本社で行われた始業式で、約450人の社員を前に登内英夫会長が年頭のあいさつをした。
 登内会長は「去年の暮れは、一昨年の暮れと比べると受注件数が好調。例年12月から2月3月にかけては厳しい時期だが今回は逆の状況になっている。今年もみなさん一丸となってこの1年間を戦い抜いて欲しい」と社員に呼びかけた。
 ルビコンによると現在、去年の倍の受注を抱えていて、薄型テレビをはじめとする電子機器の好調な売れ行きがその要因と話している。
 また、箕輪町で抵抗器の製造販売を行っているKOAの向山孝一社長は、「徹底的なコスト削減や効率化など全社一丸となった結果、今期中間決算では営業利益、経営利益ベースで黒字を確保することができた。環境をはじめとする新たな有望分野において5年先、10年先を見据え顧客に対して的確な提案を行い、一層の信頼を勝ち得ていかなければならない。経済的に逆境な今こそが、その大きなチャンス」とのコメントを発表している。

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