南福地で「蛍の宿」整備
南福地自然環境を守る会
伊那市富県の南福地自然環境を守る会は、ホタルの生息できる水路を整備したことを記念して、このほど、看板を設置した。
この日は、地区住民が見守る中、看板の除幕式が行われた。
南福地では平成19年からホタルの生息できる環境整備を行ってきた。
赤沢川の支流に、間伐したヒノキで44メートルの水路を作り、ホタルのえさとなるカワニナ800匹を放流した。
この支流付近では、数十匹が舞う姿が確認できているという。
南福地自然環境を守る会の布袋(ほてい) 昭(あきら)会長は、「蛍が舞うということは、自然が守られているという指標になる。生態系を保存しながら、住民の憩える場所を作りたい」と話していた。