津野祐次さん写真展
山岳写真家、津野祐次さんの写真展「東西駒ケ岳と周辺の峰々」が、伊那市の長谷アルプスフォトギャラリーで開かれている。
会場には津野さんが昨年撮影した東西駒ケ岳の四季の様子のほか、そこに住む動物また高山植物など66点が並べられている。
津野さんは長谷を拠点に活動する山岳写真家で、今回の展示は伊那地域ならではの山の様子や四季の移り変わりを撮影したという。
作品のうち、津野さんが初めてデジタルカメラで撮影したという「ブロッケン」は西駒ケ岳で写したもので、霧に映った自分の影のまわりに虹と似た光の輪が現れる様子を捉えた。
またフィルムで撮影した「塩見岳霧氷」は氷点下の中、空気中の水分が凍り、木の枝に付着した様子を捉えた。
津野祐次写真展「東西駒ケ岳と周辺の峰々」は長谷アルプスフォトギャラリーで3月28日まで。開館は土日祝日、入館料は大学生以上100円。