北小河内漆戸で大文字
箕輪町北小河内の漆戸常会で11日、今年1年の五穀豊穣などを願う「大文字」が地区内の辻に立てられた。
大文字は、江戸時代から続く小正月の伝統行事で、五穀豊穣、家内安全を願って行われる。
朝、住民が辻に集まり、手作りした花の飾りや松の枝などを大文字に取り付けた。
飾り付けが終わると、掛け声に合わせて大文字を立てた。
大文字は高さ約12メートルほどになる。
住民は、無事に建てられた大文字を見て、今年の五穀豊穣と家内安全を願っていた。
この大文字は16日に倒され、飾りは各家庭で持ち帰り厄除けにするという。