中曽根で伝統の獅子舞
地域や区民の今年一年の安泰や無病息災を願う伝統の獅子舞が10日、箕輪町の中曽根で披露された。
保存会のメンバー約40人が、区内の神社で舞を奉納した後、区長の自宅や区内の辻など4カ所で伝統の獅子舞を披露した。
中曽根の獅子舞は、町の無形民俗文化財に指定されていて、約200年前から地区に伝わる小正月の伝統の行事。
舞は、地域の安泰や五穀豊穣、無病息災を願うもので、「肇国の舞」や「剣の舞」など五つの舞で構成されている。
保存会会長の伊藤一彦さんは「願いのこもった良い舞が披露できた。一年の良いスタートが切れた」と話していた。
舞が終わると、集まった人達は、獅子に頭を噛んでもらい、今年一年の無事を願っていた。