【カメラリポート】劇団「歩」稽古に熱
箕輪町文化センター付属劇団「歩」の新春特別公演「夕鶴」の舞台稽古。
夕鶴は、民話「鶴の恩返し」にもとづく作品で人間の持つ、純粋な愛情とお金に対する欲が描かれている。
鶴である「つう」は罠にかかっていたところを、優しい心を持った男「よひょう」に助けられる。「つう」は、その恩返しをするために「与ひょう」のもとに嫁いでいく。
今回の舞台で「つう」を演じる大畑千穂さんは、損得ではなく純粋な心で人と接する「つう」の姿を表現したいと話している。
演出家の飯島たかしさんは「つう」を演じる、大畑さんに、これまでと違う新たな人物像をつくりあげてもらいたいと話している。
鶴である「つう」が自らの羽根で作った織物は高く売れ、次第に「与ひょう」は、お金に執着していくようになる。
悲しい愛と欲に生きる姿を描いた、描いた劇団「歩」による「夕鶴」は、2月16日と17日に箕輪町文化センターで上演される。