西箕輪中学校で百人一首大会
伊那市の西箕輪中学校で14日、伝統の百人一首大会があった。
全校生徒が体育館に集まり各学年が混ざって23の班で、札を取り合った。
これは日本古来の文化に親しむとともに学年の枠を越えて交流してもらおうと、毎年開かれている。
大会はクラスマッチを兼ねており、それぞれが取った札の平均でクラスの順位を決める。
中には、1年から3年までの各クラスから選出されたメンバーのみで競う選抜チームが3班作られた。
選抜チームでは、上の句が始まると一斉に手が伸びていた。
選抜チームに参加した1年生の男子生徒は、「18枚取りました。札を取るだけではなく、歌を詠んだ人物を思うと更におもしろい」と話していた。