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2611/(火)

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寒仕込みピーク

伊那市の宮島酒店

寒仕込みピーク

 伊那市の宮島酒店では、寒さを利用してつくる寒仕込みの作業がピークを迎えている。
 伊那市の宮島酒店では、毎年、一升瓶およそ6万本の酒を作っている。
 現在は、20種類の酒の仕込み作業が行われている。
19日は、麹の温度を均一にする積み替え作業や、中に入っている米や麹(こうじ)をかき回して均一にする櫂(かい)入れと呼ばれる作業が行われていた。
 寒込みは、その土地の寒さを利用して仕込むもので、酒の香りが良く味がじっくりでるという。
宮島酒店では現在仕込んでいる酒のうち、2月4日の立春の日に、立春朝絞りを販売する。
 これは、当日出来た物をその日に届ける、おめでたい酒で今年は5千本を予定していて、今年も例年並みによい出来だという。
 宮島酒店ではこれから大吟醸の仕込みが本格化し、酒造りの作業は3月いっぱいまで行われる。

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