伊東義人さんが保科政之の講演
伊那市東春近の春近郷ふれあい館で19日、大河ドラマ化実現を目指す保科正之についての講演が行われた。
講師は、旧高遠町長で、現在「名君保科正之公の大河ドラマをつくる会全国組織副会長を務める伊東義人さん。
講演会は、ドラマ化の活動が行われている保科正之について知りたいとの声を受け、東春近公民館が開いたもので、高齢者学級や女性教室、一般から約40人が参加した。
伊東さんは、殉死の禁止や救急医療制度の確立など正之の偉業を挙げ、「民のための政治が正之の根底にあり、その基礎を築いたのは高遠で過した青年期。今の時代、こうしたリーダーが求められている」と話し、「ドラマ化が実現するまで、しっかり運動をしていきたい」と協力を呼びかけた。
講演会終了後、参加者は署名を行った。
平成16年に始まった署名は、昨年35万人を突破し、今年1月19日現在で36万4235人となっている。