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2611/(火)

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伊那谷経済動向 水面下で持ち直し傾向

 上伊那地域の去年10月から12月の業況は、依然として深刻な状況ながら、水面下で持ち直しの傾向が見られた。
 アルプス中央信用金庫は、去年10月から12月の経済動向をまとめ発表した。
 それによると、上伊那地域の業況については、好転企業割合から悪化企業割合を差し引いた数値がマイナス54・6と、7月から9月の数値より14・8ポイント改善した。
 業種別では、製造業がマイナス56・0、建設業がマイナス30・3、卸売業がマイナス80・0、小売業がマイナス60・0、サービス業がマイナス63・7、不動産業がマイナス66.7で、すべての業種でマイナス領域となっている。
 7月から9月の調査と比べて製造業、建設業、小売業、サービス業で改善がみられた。
 中でも建設業はマイナス72・2から41・9ポイント上昇し大幅に改善した。
 信金では、依然として全ての業種で深刻な状況に変わりはないものの、総じて改善の兆しが見られ、水面下ながら持ち直しの傾向が見られる竏窒ニしている。

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