県下有数のどんど焼き「せいの神」 羽広獅子舞と共演
みはらしファームで
県下有数の大きなどんど焼き「せいの神」が24日、伊那市羽広の農業公園みはらしファームで行われた。
みはらしファーム入り口付近の牧草畑には、25メートルのどんど焼きが用意された。
このどんど焼きには、みはらしファームを飾った2010本の〆の子やメッセージ、羽広区民や、市内の希望者が持ち寄ったしめ飾りなどが積み上げられ、羽広区民ら6人の代表が点火すると、勢いよく燃えた。
今年は、みはらしファームオープン10周年を記念して、地区に400年以上続く伝統の羽広の獅子舞も披露された。
訪れた人たちは、燃え盛るどんど焼きと、獅子舞の共演を楽しんでいた。
せいの神は、羽広区に伝わる伝統行事で、みはらしファームが出来てから、区と共催で行われている。
せいの神は、歳の神様がなまったものとされていて、みはらしファームでは、このどんど焼きを昔ながらの「せいの神」という呼び方で、伝統行事を伝えている。
市内から訪れた家族は、「すごい迫力でびっくりしました。おきで繭玉を焼いて食べて、1年健康に過ごしたい」と話していた。