伊那市幹線道路検討委員会答申
伊那市幹線道路検討委員会は25日、市の主要道路網の整備計画について検討してきた結果を小坂樫男市長に答申した。
検討委員会副委員長の小池厚伊那建設事務所長が市役所を訪れ、小坂市長に報告書を手渡した。
伊那市幹線道路検討委員会は、国や県、市内の各種団体などで組織し、平成20年12月から1年にわたり、今後の市の道路事業について検討を進めてきた。
報告書では▽渋滞緩和や交通安全の向上などの点から、市の東西を結ぶ環状北線と環状南線の早期整備▽国道153号バイパスの市内を通過する福島から青島を3つの区間に分け、効果の高い部分から工事に着手する竏窒アとなどを求めている。
報告書を受け取った小坂市長は、「伊那市の土地利用について、道路網の整備と共に、都市計画の見直しを進めていきたい」と話していた。
市では、報告書を基に来年度から、各路線の検証を行う計画。