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2511/(月)

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上伊那教育会 研究発表会

上伊那教育会 研究発表会

 郷土の自然や風俗などについての研究結果を発表する、上伊那教育会研究発表会が23日、いなっせで開かれた。
 会場には上伊那地域の教職員など約100人が訪れた。
 上伊那教育会では、地域の変化を広域的に調査し、記録していこうと31年前から専門委員会を設置して分野ごとに調査を行っている。
 23日は自然の部と人文の部に分かれて、各分野の委員がそれぞれの研究結果を発表した。
 昔見られた鳥がなぜ現在見られなくなったかを調べた野鳥班は「農薬の空中散布や温暖化により地域からいなくなった」と発表した。
 美術班は、伊那市出身の彫刻家、中村喜平(きへい)についての研究結果を発表した。
 やさしい作風の作品が多いことに着目し、「作家スタート時は貧しく、家族をモデルにすることが多かったのが要因ではないか」とした。
 ある参加者は「教育指導者として研究意欲を忘れずに、勉強する気持ちを持ち続けたい」と話していた。

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