信大農学部長に中村宗一郎教授
信州大学農学部の学部長選挙が29日行われ、新しい学部長に応用生命科学科の中村宗一郎教授が選ばれた。
唐澤豊学部長の体調不良による辞任に伴う学部長選挙が行われ、投票の結果、中村宗一郎副学部長が選ばれた。
中村教授は山口県出身の56歳で、鳥取県の鳥取大学を卒業後、山口県の宇部短期大学、島根県の島根大学で教授を歴任し、平成17年に信州大学農学部の教授に就いた。
主に食生活や食習慣に関する研究を行っている。
今後の信大農学部のあり方について中村教授は、「教育、研究、地域貢献を3本柱に大学づくりをしていきたい」と話した。
中村教授は2月1日付けで正式に信州大学農学部の学部長に就任する。任期は平成24年の3月31日まで。