高遠高校の生徒が人形飾り制作
11日の伝統だるま市に向け
今月11日に伊那市高遠町で伝統のだるま市が開かれる。
これに合わせ毎年訪れる人たちを楽しませている人形飾りの準備が進められている。
伊那市商工会では今年はじめて、市内全域の企業や学校などに人形飾り出品の参加を呼びかけた。
高遠高校では、今回はじめて人形飾りを出品することを決めた。
美術部の2年生2人が中心となり放課後を利用して作業を進めている。
生徒達が制作している人形飾りは木製ロボット。
現在は、約1メートル50センチほどの骨組みが完成している。
これに、新聞紙や電気コードなどを巻きつけたりして完成させる計画で、生徒達は今までの人形飾りにないオリジナル作品に仕上げたいと意気込んでいる。
また、不要になったプリンターの部品やアンテナなども飾り付けるという。
生徒達は当日、何が出来上がるか楽しみにして欲しいと話している。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて毎年、高遠町地区内の各地区で作られている。
今年は各地区内から8作品が出品され今月9日に審査が行われる。