南箕輪村消防団が危険予知訓練
南箕輪村消防団は、公務災害を防ぐため、幹部を対象とした危険予知訓練を3日村民センターで行った。
この日は、来年度幹部となる予定の40人ほどが参加した。
南箕輪村消防団では、過去5年間に7件の公務災害が発生している。
打撲など軽いものがほとんどだが、骨折も1件あり、重大な事故につながる前に、危機管理をしていこうと、今回初めてこの訓練を行った。
この危険予知訓練、S-KYTは、イラストを使って、災害現場で想定される危険を把握し、対策を立てるというもの。
S-KYTではまず、指をさして安全を確認する「指差し呼称」を繰り返し行った。
また、訓練を行う前にリーダーが、団員の顔色を見ながら健康チェックを行っていた。
S竏狸YTでは、ホースを延長しているイラストを見ながら、どのような危険が考えられるかをワークシートに書き込んだ。
団員らは、実際の活動を思い浮かべながら、より具体的な危険性などを出し合っていた。
南箕輪村消防団では、先を読んで行動することで事故をなくし、更に住民から信頼の得られる消防団にしていくという。