ペレット製造体験
箕輪町で14日、ペレットストーブの燃料となるペレットの製造体験などのイベントが開かれた。
森林保護などの活動に取り組んでいるNPO法人森のライフスタイル研究所が、ペレットがどのようにして作られているのかを知ってもらおうと開いた。
イベントではペレット製造機を使い、おがくずから長さ2センチ、直径7ミリほどのペレットが作られていた。
ペレットは廃材などを利用して作ることができ、地球温暖化の抑制や資源の有効活用につながる燃料として期待されている。
イベントに訪れた人たちは、機械をのぞきこんだり、ペレットに触れてみるなど興味を示していた。
森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表は、「ペレットは間伐で出た木材などを使ってできています。これを燃料にすることで、二酸化炭素の排出を抑えるとともに、森林整備にもつながります」と話していた。
研究所では、ペレットの消費拡大を図るため、ペレットを燃料とするペレットストーブの普及にも力を入れていくという。