商工まつり
駒ケ根商工会議所と駒ケ根市が主催する第49回駒ケ根商工まつりが8日始まった。企業など36団体が商工会館や駅前ビル・アルパなどにブースを出展してそれぞれの製品や技術などをアピールするほか、木工教室や紙飛行機づくり、宝投げなど、多彩なイベントが9日まで行われる。
駒ケ根地区の小売酒販組合第4支部(林文章支部長)と醸造元の長生社(北原久爾社長)が千本限定で販売する純米酒「純駒」(じゅんこま)の試飲即売会は商工まつり会場の駒ケ根商工会館5階ロビーで行われている。試飲した男性は「すっきりしていて飲みやすいね」と早速1本買い求めていた。「純駒」は1・8リットル入り瓶のみの販売で価格は1本2千円。
駒ケ根工業高校は駅前ビル・アルパにブースを設け、生徒の作品や学習成果などをまとめたパネルなどを展示しているほか、生徒が指導する紙飛行機づくりや電子おもちゃづくり教室などを開いた。会場の一角には駒工存続を求める署名用紙も用意されている。
陶器、木工、彫金など、手づくりの工芸品を集めた「クラフトinこまがね」、青年海外協力隊40周年記念「こまがね国際広場」も銀座通りなどで同時開催している。