カメラリポート~信州大学国際シンポジウム2010
平成22年2月20日・21日に開催
中国、インドネシア、バングラデュシュ・・・
様々な国からきた信大農学部の留学生と地元の子供達との交流会が開かれた。
彼らは大学院で、森林政策や機能性食品など国際的なレベルの高い研究をしている。
母国に帰れば政府機関で働きながら国の発展のために欠かせない研究に携わるような優秀な人材だという。
そんな彼らのために信大農学部では、留学生が地域の人と交流ができる環境作りにも力を入れている。
真の国際交流を目指す信大農学部
国際シンポジウム実行委員長で信大農学部の南峰夫教授は「我々が教えるだけではなく、留学生から学ぶというのが本当の国際交流」と話す。
今回の目玉はパネルディスカッション
2007年、農学部では初めての国際シンポジウムが開かれ、かつて信大農学部で学んだアジア各国の大学教授らが研究の成果を発表した。
そして今年2月、その続編として2回目のシンポジウムが開かれる。
目玉は新企画のパネルディスカッション。
元留学生で現在社会に出て活躍しているメンバーや、留学生を地域で支えているグループの代表などがパネラーとなり、留学中に感じた日本での生活について意見を出し合いながら大学にとっての国際交流とは何かを探る。
1日目はパネルディスカッション、2日目は研究発表
シンポジウム実行委員長の南教授は「留学生は生活面でも様々な困難を抱えている。支援される側の留学生と、支援する側の大学、地域の皆さんが率直に意見を出し合う事で、より良い留学生活をおくれる環境を整えていきたい」と話す。
シンポジウム1日目の20日はパネルディスカッション、21日は各国の大学教授らによる研究発表が行われる。
信大農学部では、より多くの地域の人に足を運んでもらい留学生と地域との交流の輪を広げるきっかけにしたい考え。