南箕輪村 空き工場等活用事業補助制度の導入を検討
店舗の賃貸料の一部を補助
南箕輪村は、村内にある空き店舗や空き工場に進出する企業に対し、店舗の賃借料の一部を補助する制度の導入を検討している。
これは、23日開かれた南箕輪村議会全員協議会で示された。
南箕輪村では、新たにできた国道153バイパス沿いで、店舗の出店が進んでいる。
一方、これまでの主要道路沿いでは店舗や工場の撤退、廃業が進み、空き店舗、空き工場が増加している。
村では、不況が続く中、新たな企業の進出も望めないとみていて、不況対策の一環として、今回、補助制度の導入を決めた。
補助の対象となるのは、空き工場などを借りて、南箕輪村に新たに進出しようとする企業。1カ月あたりの賃借料7万円以上となる場合、村では、5万円を上限に賃借料の2分の1を補助する。
補助期間は1年で、今議会での予算の承認を受け、4月1日から施行する予定。