大わらじを補修
伊那東小3年生が手伝う
第33回伊那まつりのオープニングパレードで担ぐ大わらじの補修が22日まで、旧青果市場で進められている。
わらじは長さ6メートルが1つ、2メートルが2つあるが、本年は傷みが激しく、一部のわらを取り替えたり、わらじを乗せる台座の紅白ひもを巻き直したりと、市高齢者クラブ連合会(久保田泰男会長)の単位クラブ会長ら31人が交代で補修に当たっている。
21日は、長さ2メートルのわらじを担ぐ伊那東小学校3年杏(あんず)組の児童31人が訪れ、おんべ18本を作った。
班ごとに、ビニールテープを同じ長さに切りそろえ、長さ1窶・・2メートルの竹の先端に取り付けた。
長さ2メートルのわらじを持ち上げた児童たちは「肩が痛い」「重い」と口にしたが、当日を心待ちにしている様子だった。
「伊那まつり」は8月6、7日、市街地や市役所などを会場に開催。オープニングパレードは6日午後4時半からで、駅前再開発ビル「いなっせ」周辺を練り歩く。大わらじは市職員が担ぐ。