三峰川みらい会議10周年講演会
きれいな三峰川を後世に残そうと活動している、三峰川みらい会議の10周年記念講演会が28日開かれ、シンガーソングライターのみなみらんぼうさんが講演した。
伊那市高遠町総合福祉センター「やますそ」で講演会が開かれ、約100人が参加した。
みなみさんは「山遊び、川遊び、自然に親しむ」と題して、自然の大切さを訴えた。
みなみさんは、シンガーソングライターのほか東京都武蔵野市の教育委員も務めていて、子ども達とのふれあいの中で感じたことを話した。
みなみさんは「田舎で自然体験をした子ども達の印象に残るのは、採りたての野菜にかぶりついたことや、実際にのこぎりで木を切る体験。子ども達の成長には、自然の中での原体験が必要」と呼びかけた。
講演の後には、みらい会議のメンバーとみなみさんが、三峰川の良さや今後について参加者たちと意見を交わした。
三峰川みらい会議の織井秀夫代表は「三峰川を思いやり、親しみ、多くの人に活動に参加してもらって、きれいな三峰川を残していきたい」と話していた。