制服の着こなし方を伝授
高遠高校でメーカーが「身だしなみ講座」
高遠高校(清水國利校長)は6日、全校生徒を対象とした身だしなみ講座を開いた。ネクタイを緩めたり、シャツを出したりなど「制服の着崩しが目立っている」ため、初めて企画した。
同校制服の製造会社の社員が「制服はどこの学校や職場に属しているかが分かり、安全性を確保できる」など、制服の必要性を紹介。「学校の制服はオフィシャルウェアとして、公的な場での着用が許される。そのため、第一印象が大事。周囲の視線を気にし、恥ずかしくない着方を」と強調した。
さらに、生徒をモデルにして、全体のバランスやネクタイの長さなど、正しい着方を解説し、「大きなサイズは着崩れの原因」「ポケットに物を入れ過ぎないこと」と、着こなし方を伝授した。
同校では登校時間に身だしなみをチェックするなど、「制服を正しく着る」ことを重点的に取り組んでいる。