新山小で「オオモミジ」植樹
伊那市の新山小学校で4日、学校のシンボルとなっていた樹齢150年のもみじの子孫を植樹する会が開かれた。
二代目オオモミジを植える会は雨の中開かれた。
もみじは、小学校の正門の前にあり、「オオモミジ」と呼ばれ、学校のシンボルとして親しまれていた。
しかし、寿命を迎え、数年前から枯れ始め、枝を落としたり、薬を与えたりと手を尽くしたが、去年の11月に切った。
このオオモミジの子孫が土手に生えている事が分かり、日当たりが良く、子ども達が良く見える場所に植え替えることになった。
植樹は、飯島町の樹木医・上村庄司さんが、手伝った。
上村さんは、オオモミジが衰え始めたときから、新山小学校に通って、指導している。
子ども達は、上村さんから、オオモミジの命が、幼木に受け継がれている事をきいて、植樹した。
子ども達は、二代目オオモミジに声をかけながら、土をかけたり、水をやったりしていた。
初代オオモミジは製材されていて、学校の備品や、年輪に学校の歴史を刻んだ飾りなどに加工するという。