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箕輪町商工会会費審議会
商工会長が白紙諮問

箕輪町商工会会費審議会<br>商工会長が白紙諮問

 箕輪町商工会は7日、「適正な会費の徴収」を目指し、第1回会費審議会を商工会館で開いた。小林紀玄会長が委員14人を委嘱し、会費について「白紙諮問」した。
 小林会長は、「会費については平成になってから何度か検討したが、具体的にならなかった」とし、「審議会に白紙諮問し、今後の運営と将来のあるべき姿を審議いただく。会員の信頼と協力を得るため、適正な会費の徴収を06年度の会費にぜひ反映できるようお願いする」と話した。
 審議会は商工会員12人、知識経験者2人で構成。審議会長は有賀文男さん(ニチノウ食品)、職務代理者は北原明さん(江戸銀)。諮問に応じて▽予算に占める会費の適性化▽会費基準の適正化▽会費算定基礎の適正化-などを審議する。任期は2年。
 会費についてはこれまで、95年度に「商工会チャレンジ21行動計画書」第1期(96-98年度)で会費賦課基準の見直しを決め、検討と実施を98年度とし、98年に会費賦課基準見直し委員会を組織。基準表のランクを改正し99年4月から適用とする検討結果を報告しているが、ランクを細分化して調整処理に留まっているという。
 04年4月の理事会で見直しの話があり、5月に研究の委員会を設立。必要に応じて会長が審議会を設けるとし、今回設置した。
 この日は、商工会の現状と会費について説明を受けた。「会費についてはきちっと説明がつくほうがいい」との意見もあり、今後実態を見ながら検討を重ねる。

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