ますみヶ丘で炭焼き体験会
信大農学部学生などが参加
伊那市のますみヶ丘平地林で8日、間伐材を利用した炭焼き体験会が開かれた。
ますみヶ丘平地林の間伐材の有効利用を図ろうと行われたもので、8日は信州大学農学部の学生など10人が参加した。
体験会は、ますみヶ丘平地林内にある炭焼き小屋で行われ、アカマツやカラマツなどの薪を釜に入れる作業が行われた。
指導には、伊那財産区議員で炭づくりのベテランの田畑昌英(しょうえい)さんがあたった。
田畑さんは、「空気が入らないようなるべく密にして並べる事が大切」と炭作りのポイントを話していた。
学生達は、窯の中に入り薪を並べていった。
4時間かけて釜に約170キロ分の薪が詰められ、火が入れられた。
炭は来週のはじめに出来上がる予定で、伊那市では環境保全協定を結んでいる新宿区との交流事業などで炭を使うという。
また、アカマツやカラマツなど、炭の出来上がりの違いを学習するという。